京都大学(理系) (2012年版 大学入試シリーズ) (2011/05/24) 教学社編集部 商品詳細を見る |
京都大学のホームページ(入試要項が記載されている) http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education/admissions/
京都大学は、日本で2番目に設立された帝国大学である。
京大の入試問題には難問が多いが、引っ掛け問題や、極度の暗記を必要とするマニアックな問題といった悪問・奇問は一切出題されず、予め指定された範囲において、思考力・表現力・構想力を試す、十分に練られた良問が出題される。特に英語に顕著な様に、他大学と比べ特殊な形態の出題方法が採られることが多い。文系数学の場合、出題範囲には数学IIICの一部、及び旧旧課程の範囲が含まれており(通常の大学の場合、文系の出題範囲は数学IAIIBである)、独自の対策が必要である。また、ほとんどの大学が時流やトレンドに合わせて問題形式を変化させてきているのに対し、京大の場合は、単年度限りの些細な変更はあるものの、良くも悪くも約30年にわたり同一の出題形式を維持し続けている。このように京大は他大学に比べクセの強い問題を出題してくるが、裏を返せばそのぶん京大に絞った対策は立てやすいということになる。
京大対応模試として、河合塾・Z会の即応オープン、代ゼミのプレ、駿台の実戦模試などがある。各予備校は京大入試を徹底分析し、精度の高い予想問題を作成している為、受験すれば本番入試に向けての大きな指針となる。その為、京大志願者はこれらの模試をできる限り受験することをお勧めする。(駿台予備校・河合塾・代々木ゼミナールでは8月と11月に実施される。)多くの京大受験生がこれらの模試を受験する為、模試の母集団のレベルと、本番のそれは、ほぼ一致する。京大合格者で、これらの模試を全く受験していない者は皆無と言っても過言ではない。また、これらの模試と、センター試験対策のマーク模試でドッキング判定(総合判定)される場合が多いので、出来れば、ドッキング対象のマーク模試も同時に受験するべきである。 2009年度からは全学部学科において後期日程が廃止、前期日程に入学選抜が一本化された。
スポンサーサイト